ビッグニュースです!
四足走行のギネス世界記録が更新されました。
新記録は15秒66
そしてこの新記録を打ち立てたのは、アメリカのCollin McClure選手です。
記録が破られたこと自体は、Twitterですでに報告済みでしたが、やっと新記録の映像が出てきたので紹介します。
この記録、いろいろと衝撃的です。
まず一つが、日本人以外で世界記録を出したのは、彼が初めてだということです。
2008年にいとうけんいち選手が最初の記録を打ち立てて以来、玉腰選手が記録を破ったことはありましたが、15年の間、世界記録はずっと日本人が保持してきました。
それが――日本一強の時代がついに終わりました。
しかし、これは四足走行という競技が世界に広がっていることの証でもありますから、喜ばしいことだと思います。
ずっと内輪だけでやっていた印象がありましたから、これをきっかけに世界に四足走行が広まればいいなと思います。
二つ目の衝撃は、走り方ですね。
今までの世界記録はすべてギャロップという、動物が全速力で走る時の走り方で、左右非対称という特徴があります。
一方、今回新記録を出したCollin McClure選手の場合は、トロットと呼ばれる、二足走行の動きそのままで四つん這いになったような左右対称の走り方です。
↓こちらの記事でもギャロップとトロットの違いについて少し解説しています。
quadrupedal-namao.hatenablog.jp
人間の二足走行の動きに近いとはいえ、流石にギャロップの方が速いだろうと思っていただけに、Collin選手の映像を見た時は衝撃を受けました。
ちなみに彼は、後ろ向きの四足走行50mの世界記録も持っていて、筋肉が凄いです。
やはり筋肉こそが正義なんでしょうか。
ただ、首を傾げたくなる点もいくつかあって、
もしこれがギネス世界記録に認定された時の映像だとしたらの話ですが……
計測方法、ガバガバ過ぎませんか?
スタートの合図は「Set」から「Go!」までの間隔が短すぎて選手が制止していないように見えますし、選手の方もコースから大きく外れていて、最初4レーンにいたのが途中ほとんど5レーンで走っています。
ギネス世界記録ってその辺結構緩いんですかね。
もっと厳正なイメージがあったのですが……
ともあれ、そういうことでしたら、うちが定期的に開催している練習会でも計測時の映像を撮れば、世界記録に認定されるチャンスがあるかもしれません。
誰か14秒台出してくれないかな……
ちなみに次の練習会ですが、開催未定です。すみません。
私事ですが、親しい人との別れの時が近付いていて、今結構辛いんです。
後ろ倒しで11月開催も考えていますが、まだ気持ちの整理がつかない状態です。